2005年 06月 20日
「博士の愛した数式」を読みました |
「博士の愛した数式」(小川洋子著)
「魚屋のおじさんは市会議員」Blogのおじさんが
インターネットを始めてから、読書の量が激減しました。本屋さんに出掛けて、面白そうな本を買ってきては読む…ということはしなくなり、読みたいなと思った本をネットで検索してみる、「読後のレビュー」を読んであまりおもしろくなさそうだったら買わないし、面白そうだったら書店で買うかまたはネットでお取り寄せする…それにしても、年間を通して読む本の冊数はかなり減りました。
そして、今回読んだ「博士の愛した数式」…おじさんのオススメの通り、私にとってもこの数年で読んだうちで、最も感動した本となりました。
2003年発行、2005年には53刷となっています。2004年に「第一回 本屋大賞」を受賞した作品です。「全国書店店員が選んだいちばん!読んで欲しい本」だそうです。
文章の中に無駄な表現はなく、細かな描写の言葉も美しく、回りくどい言い方をしていないところがとても読みやすかったです。
交通事故が原因で、それ以前のことは覚えていても、事故以後の記憶は80分しか覚えていられない数学者と、彼のもとに派遣された家政婦、彼女の息子、そして母屋に住む博士の義理の姉…
前半は素数についていろいろと書いてあり、それをひとつづつ理解するのに時間がかかったせいで、なかなか読み進むことができなかったけれど、後半は一気に読みました。本を読んでこんなに感動したのは久しぶり…
私がもしも映画監督なら、博士の役を緒方拳氏に演じてもらえたら最高だろうなと思った…家政婦役は浅野温子さん、博士の義理の姉は、岩下志麻さんかな~息子の子供時代は「愛くるしい」に出ている男の子で、大学生になってからはタッキーとかどうだろう?あはっ、単なる自分の好みだったりして…
「全米が泣いた!」と絶賛されそうな作品になると思うのだが…
「魚屋のおじさんは市会議員」Blogのおじさんが
「涙が出るくらい美しい物語です。おじさんも一月には10冊くらいの本を読みますが、この2~3年のうちで、最もよい本のひとつにあげることができます。」と勧めてくださった本、読みました。
インターネットを始めてから、読書の量が激減しました。本屋さんに出掛けて、面白そうな本を買ってきては読む…ということはしなくなり、読みたいなと思った本をネットで検索してみる、「読後のレビュー」を読んであまりおもしろくなさそうだったら買わないし、面白そうだったら書店で買うかまたはネットでお取り寄せする…それにしても、年間を通して読む本の冊数はかなり減りました。
そして、今回読んだ「博士の愛した数式」…おじさんのオススメの通り、私にとってもこの数年で読んだうちで、最も感動した本となりました。
2003年発行、2005年には53刷となっています。2004年に「第一回 本屋大賞」を受賞した作品です。「全国書店店員が選んだいちばん!読んで欲しい本」だそうです。
文章の中に無駄な表現はなく、細かな描写の言葉も美しく、回りくどい言い方をしていないところがとても読みやすかったです。
交通事故が原因で、それ以前のことは覚えていても、事故以後の記憶は80分しか覚えていられない数学者と、彼のもとに派遣された家政婦、彼女の息子、そして母屋に住む博士の義理の姉…
前半は素数についていろいろと書いてあり、それをひとつづつ理解するのに時間がかかったせいで、なかなか読み進むことができなかったけれど、後半は一気に読みました。本を読んでこんなに感動したのは久しぶり…
私がもしも映画監督なら、博士の役を緒方拳氏に演じてもらえたら最高だろうなと思った…家政婦役は浅野温子さん、博士の義理の姉は、岩下志麻さんかな~息子の子供時代は「愛くるしい」に出ている男の子で、大学生になってからはタッキーとかどうだろう?あはっ、単なる自分の好みだったりして…
「全米が泣いた!」と絶賛されそうな作品になると思うのだが…
by notitia
| 2005-06-20 19:09
| 本の話