2005年 05月 12日
<悪質リフォーム>業者一転「返金」へ |
<過剰工事>3年間で数千万円分、認知症の老姉妹食い物にした件の続報です。
<悪質リフォーム>業者一転「返金」へ 埼玉県の老姉妹に
ただ、業者の債権放棄は、他で行われる債権放棄と意味が違います。心象をよくしたいがための放棄なので、勘違いしてはいけないと思います。「成年後見人が決まり刑事告発があれば捜査の端緒になる。それ以前でも犯罪行為が明確になれば調べる。」という警察の態度が明らかになったから、対応を変えただけですから。
<悪質リフォーム>業者一転「返金」へ 埼玉県の老姉妹に
埼玉県富士見市に住む80歳と78歳の認知症の姉妹が、訪問リフォーム業者らに約5000万円分の工事を繰り返され全財産を失った問題で、最多の約2500万円分の工事を受注した会社が、同市に返金を申し出ていることが分かった。市は判断能力のない姉妹に代わって財産を管理する「成年後見人」の選任を裁判所に申請中で、県警も関係書類を入手して事実関係の調査を始めた。申し出はこうした動きに備えるものとみられ、他にも債権放棄などの申し出があるという。この一件が報道され、市や警察が動きを見せたことで、業者や信販会社が債権放棄を申し出ているようです。もしも問題が明るみにならなかったら、年金支給日には業者が集金に訪れ、家は競売にかけられ老姉妹は路頭に迷うことになったでしょう。
報道後は、年金目当てに自宅に集金に来ていた業者も現れなくなり、2人の生活を続けているという。
ただ、業者の債権放棄は、他で行われる債権放棄と意味が違います。心象をよくしたいがための放棄なので、勘違いしてはいけないと思います。「成年後見人が決まり刑事告発があれば捜査の端緒になる。それ以前でも犯罪行為が明確になれば調べる。」という警察の態度が明らかになったから、対応を変えただけですから。
by notitia
| 2005-05-12 11:26
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