2010年 01月 13日
話し言葉と文字 |
もう少し、要約筆記について。
要約筆記とは、聴覚障害者に情報を文字にして伝える通訳のことです。
しかし、話すスピードと書くスピードは大きな差があります。すべての話の内容を文字にして伝えるのは難しいですから、内容を要約して筆記するのです。
話を正確に聞き取る、そして要点をつかんで短い文章にまとめ速く書いて伝えるのです。書きながら、その間にもどんどん話は進んでいきますよ~聞きながら要点を書く、そして書きながら聞くんです。
でも、話言葉には時々必要ではない言葉があったりします。
考えながら話す時に、自分で確認しながらだったり…
「え~っと、いついつ頃だったか、いや21年ですね、あ~そうです間違いありません」とか
「あれこれそれだったんですよ、そう、それでね、そのあれこれそれが」とか
「私がどこそこに行った時に…」とか。
協調したいことを二度言ったり、いくつ項目を並べる際に
「1だとか2、あるいは3とか4もです」ということ時は
「1・2・3・4・」という要約で伝えれば何文字かは書かなくてすみます。
たとえがわかりにくいかもしれませんが、
主語は話し手だったり主題が一定の物事だったり、うろ覚えのことを自分で確認しながらの話だったり、だとしたら重複する部分は省略することが出来るし、内容によっては箇条書きにしてしまえば書く側も文字数が少ないので速く伝えられるし、難聴者にとってもわかりやすい表記になるのだろうと思います。
話し言葉をそのまま文章にするのはとても大変ですが、そう、たとえば事務文書みたいなものでしょうか?
講習の時にあった例文で、レクリエーションの案内がそれでした。
司会者はいつどこで参加費はいくらで…その他を説明しますが、それを事務文書にして案内するときは
記
日時:何月何日(曜日)何時から
場所:あそこのどこどこ
会費:何千円
内容:みんなで楽しみましょ♪
みたいな感じですから、話し言葉での案内をそのまま文章で通訳するよりはわかりやすくなると思います。
難聴者に少しでも多くの情報を提供することが要約筆記者の勤めなのですが、それらが正確でないと意味がないので、そのための工夫も大切なのです。
さて、こうして次の難問が…
話し手の癖(「あ~う~、だからして~」みたいな口癖)、話の流れ(冒頭に話したことが後の話題にどう関係するか?)などもありますが、
できる限り、事前に学習しておくこと…
文字での通訳ですから、漢字を間違えないこと…
さて、とりあえず最初の一歩を踏み出したわけですが、これから先学んでいかなければならないことがいっぱいあります。
でも、そういう目標ができたということがいいんです。
要約筆記とは、聴覚障害者に情報を文字にして伝える通訳のことです。
しかし、話すスピードと書くスピードは大きな差があります。すべての話の内容を文字にして伝えるのは難しいですから、内容を要約して筆記するのです。
話を正確に聞き取る、そして要点をつかんで短い文章にまとめ速く書いて伝えるのです。書きながら、その間にもどんどん話は進んでいきますよ~聞きながら要点を書く、そして書きながら聞くんです。
でも、話言葉には時々必要ではない言葉があったりします。
考えながら話す時に、自分で確認しながらだったり…
「え~っと、いついつ頃だったか、いや21年ですね、あ~そうです間違いありません」とか
「あれこれそれだったんですよ、そう、それでね、そのあれこれそれが」とか
「私がどこそこに行った時に…」とか。
協調したいことを二度言ったり、いくつ項目を並べる際に
「1だとか2、あるいは3とか4もです」ということ時は
「1・2・3・4・」という要約で伝えれば何文字かは書かなくてすみます。
たとえがわかりにくいかもしれませんが、
主語は話し手だったり主題が一定の物事だったり、うろ覚えのことを自分で確認しながらの話だったり、だとしたら重複する部分は省略することが出来るし、内容によっては箇条書きにしてしまえば書く側も文字数が少ないので速く伝えられるし、難聴者にとってもわかりやすい表記になるのだろうと思います。
話し言葉をそのまま文章にするのはとても大変ですが、そう、たとえば事務文書みたいなものでしょうか?
講習の時にあった例文で、レクリエーションの案内がそれでした。
司会者はいつどこで参加費はいくらで…その他を説明しますが、それを事務文書にして案内するときは
記
日時:何月何日(曜日)何時から
場所:あそこのどこどこ
会費:何千円
内容:みんなで楽しみましょ♪
みたいな感じですから、話し言葉での案内をそのまま文章で通訳するよりはわかりやすくなると思います。
難聴者に少しでも多くの情報を提供することが要約筆記者の勤めなのですが、それらが正確でないと意味がないので、そのための工夫も大切なのです。
さて、こうして次の難問が…
話し手の癖(「あ~う~、だからして~」みたいな口癖)、話の流れ(冒頭に話したことが後の話題にどう関係するか?)などもありますが、
できる限り、事前に学習しておくこと…
文字での通訳ですから、漢字を間違えないこと…
さて、とりあえず最初の一歩を踏み出したわけですが、これから先学んでいかなければならないことがいっぱいあります。
でも、そういう目標ができたということがいいんです。
by notitia
| 2010-01-13 22:40
| 要約筆記奉仕員